初めてのすっごく簡単。医療費控除②平成31年医療費控除の明細書の記入方法その1
【現在までの症状】 発症 2014.夏頃からじわじわ下痢と下血 診断2015.4 直腸型活動期 ~ ゆっくり寛解へ 7月に嫁と出会う 2016.7~下血・下痢悪化 10月2週間入院 12月入籍 2017.3 住宅フルローン購入 目に見える下血なし 12月からリアルダ 2018.1~ 便潜血なし 寛解期 2018.11 ペンタサ座薬減薬による微量下血 2019.1~寛解期 3月~不妊治療中 このブログは潰瘍性大腸炎本人の旦那の様子を妻が書いています。項目が上のカテゴリ帯で分かれています。現在双方30歳 記述的に、彼目線で書いている記事も多々あります |
医療費控除の方法を、実際にしながら、すっごく簡単にイラスト付きで説明します。
今回の記事では、実際に、医療費の領収書を見ながら、とっても簡単に医療費控除の明細書の書き方や、明細書をどこでもらうのかについて説明します。
初めて医療費控除②平成31年医療費控除の明細書の記入方法
医療費控除はどういうものか、については、潰瘍性大腸炎の医療費控除第1弾である前回の記事で説明しました。
今回の記事では、実際に、旦那の潰瘍性大腸炎の医療費領収書を見つつ、医療費控除の書類を自分で作成していきますよ☆
(初めて医療費控除とあるように、2回目以降は自宅のネットで提出まで完了します。
初めての方は次回以降の記事にありますが、1度市役所へ行くことが確実で、私が住む自治体ではこれが推奨です。)
いきなりでビックリしちゃうかもしれませんが、とっても簡単なので、安心してください。
さて、医療費控除をするには、税務署に医療費控除の明細書というものを提出する必要があります。
潰瘍性大腸炎の医療費控除、第2弾の今回は、この医療費控除の明細書の記入方法について、実際に私が入力しながら説明します。
必要なものをそろえよう。国税庁のHPに必要書類の医療費控除の明細書はあります。
まずは、ここのリンクが税務署のHPなので、医療費控除の明細書をダウンロードしてください。
www.nta.go.jp
(ネット環境の無い方は、お近くの税務署まで。すぐにもらうことができます。)
こんな書類がダウンロードできると思います。(私はワードにしました。)
横は、説明になっていますね。
医療費控除の明細書のほかにも、用意してほしいものがあります。
・去年1年分の家族全員の医療費や薬の領収書
(世帯分をまとめて提出するため。カバンの中にも眠っているかも笑)
・入院等で保険金をもらっていたり、難病の助成金をあとからもらったときは、その金額が分かるもの。
(これを引いた金額になるので必要です。領収書等は、自宅保管なので、金額が分かればOK。)
・電車やバスを利用した場合はその料金
医療費控除として申請できる交通費には、ガソリン代は含みません。
医療費控除として、申請することができる交通費は、ガソリン代が含まれていません。
ほかにも、以下が対象外です。
・不必要と思われる新幹線(例外あり。)
・グリーン席などの席の分の料金
・不必要と思われるタクシー代(例外あり。)
有料席のケース
実際に、私の旦那は電車で通院しているので、電車の交通費の往復分を医療費控除に算定できますが、有料の座席を予約している分については、申請できません。
回数券か、通常の切符か証拠がないケース
嫁の私は、県外の病院まで回数券を使って通院していますが、回数券を使うときと、回数券を使わないときがあります。
切符なので、どれが回数券なのか?という証拠はありません。その場合は、覚えておいたら、事実をすのまま記載したら大丈夫だそうです
さて、準備するものがそろったら、さっそく領収書を計算しましょう。
まず、領収書を人別、病院別に並べよう。そして、その束の総額を計算しよう。
医療費控除の明細書は、人別、病院別で入力することになるので、まずは作業が楽になるように、領収書を並び替えます。
この束になっている一年分の旦那の領収書を、
病院や薬局別に並び替えました。
(あとで、医療費控除の明細書に人別、病院や薬局別で書くことになるので。)
で、そのまとまりごとの支払った金額を電卓でざっと合計します。
こんな感じですね。
潰瘍性大腸炎の難病助成による返金分は、医療費控除には含まない。
潰瘍性大腸炎は、難病指定があるので、受給者証を持っている人は、月の支払額の上限が決まっています。
で、その場合は、支払わずに済んだ金額については、医療費控除として提出することができません。
(まあ、お金が難病助成で返ってきたってことは、払わなくて良かったってことなので、当たり前ですね。★)
さて、これは私の主人の潰瘍性大腸炎でかかっている薬局の領収書です。
この定率負担金である1万3110円が2割負担のときに支払う金額なのですが、私の旦那は月の支払い上限が1万で、
先に病院で2000円ほど払っているので、病院のあとで行く薬局では、定率負担金から、5250円を請求調整額として助成し引いて、
実際の支払う窓口負担が、7860円になっています。
かつ、これによって、今月の潰瘍性大腸炎にかかる医療費が1万円です。
このように、窓口の支払の時点で引かれた金額ならば、領収金額を医療費控除として、提出することが出来ます。
次の記事で説明しますが、受給者証があとで届いて、あとからの返金助成になった場合は、その金額を見て、窓口負担の金額から引いた金額が、医療費控除で提出できる金額になるので、注意してください。
医療費の家族分も計算しよう。
さて、上のことに注意しながら、潰瘍性大腸炎でかかっている病院と、薬局についての領収書の合計金額を計算しました。
病院にかかっている領収書の合計金額は、2万7700円でした。
で、薬局でかかった金額は、6万3960円です。
なので、潰瘍性大腸炎でかかった医療費は、ざっと15万くらい、、、。
(交通費は次回の記事で扱います)
で、医療費控除の明細書は、1つの書類で、全部の病院、世帯全員の情報を記入するので、おなじように、他の病院や、他の人の領収書も計算しておいてください。
こんな感じですね。
あ、この山、不妊治療の病院1箇所ぶんの領収書です❤ 51回通院して、14万でした(まだ安い方)
旦那は、潰瘍性大腸炎以外にも、鼻炎で病院にいったりしたので、その病院ごとの領収書と、薬局の金額も計算します。
医療費控除の明細書に計算した金額を入力しよう。
さて、このようにかかった医療機関ごとの金額を人別でまとめられたところで、
・医療費控除明細書への入力
・交通費の算定
をする必要があります。
この記事は、とっても長くなるので、次の記事にまとめました。次回の記事にすすんでください。