潰瘍性大腸炎は完治しない、治らない、と思うことが症状を軽くするコツでした。

潰瘍性大腸炎は、治りません。完治しません。けど、治したいですよね。

私は、その治したいと思う気持ちがストレスになって、潰瘍性大腸炎と診断されてから大きなストレスを感じて、症状も悪化しました。

けど、潰瘍性大腸炎は治らない病気なんだ。ということを受け入れれば、心の負担が減って、ストレスが減ったことにより、症状も緩和に向かいました。

今回の記事は、そんな体験談です。

潰瘍性大腸炎を診断されたとき、すごく辛かった

25歳のとき、私は毎日の下痢に悩まされていました。

が、ときどき、下血もあるようになって、怖くなり病院を受診すると潰瘍性大腸炎という難病であることを診断されました。

このあたりの発症～現在の症状については、このブログの【発症～現在】のカテゴリにあるので、良かったら、ご覧ください

潰瘍性大腸炎を診断されたとき。というのは、もちろんまず、潰瘍性大腸炎ってなんだろう。

から始まったんですが、

難病と知ったこと、

ガンになる可能性が高くなってしまうこと。（症状や、定期的にちゃんと診察に行っているかが重要です。）

などなど・・・怖くなることや、将来や現在へのストレスで、とても辛かったです。
そこで、私はこんな行動に出るようになりました。

潰瘍性大腸炎　完治　治った　でネット検索を毎日のようにしていた

潰瘍性大腸炎と診断されたからといって、病院の受診は月に１回程度なので、トイレや身体が辛い問題はありつつ、最低限の生活はできていました。

で、その時間のうち、仕事以外の時間を、私は、ネットで

【潰瘍性大腸炎　完治】
【潰瘍性大腸炎　治った　方法】

とかで検索しまくりました。（怖いほどには。）

なかにはなんだか高い本を販売しているサイトもありました。出版社もどこか分からないような。（もちろん買っていない。）

医者が出しているデータじゃない。検索すれば検索するほどストレスがたまった。

なんとか潰瘍性大腸炎を完治させたい。
なんとか普通の生活を送れる保証がほしい

その一心で、ずっとずっとネットで、潰瘍性大腸炎を治す方法を検索しました。

が、検索して読んでみる完治の方法に、医師が書いたページはありませんでした。

ずべて、個人の患者。もしくは、自分を患者としている人が書いたサイトに過ぎませんでした。

そんな、信ぴょう性のない情報を読んでは、

どこに本物の潰瘍性大腸炎を完治させる方法があるんだ。

と、落ち込み、ストレスを抱えつつも、検索をつづけていました

検索することを辞める勇気と悪化の兆候

もう潰瘍性大腸炎は完治しないっぽい。

散々ネットの検索をしてたどり着いた答えはそこでした。

が、どうしてか、治らない。と言われると、ちょっと安心したところもありました。

それは、私はいままで、ネットの完治方法で、

「トイレが1日３回以下なら治る」とかを見すぎてしまい、

トイレに行きすぎると悪化する。という変なことまで考えてしまい、自分で自分のお腹を痛みつけていたからです。

トイレに１日５回も行きたくなる日、症状が悪化した。と怖くなります。

が、出すものは出そう。と思えるようになると、なぜか、１週間後には、トイレの回数がもとに戻っていました。

潰瘍性大腸炎は完治しない。がマシな時期がある。

潰瘍性大腸炎は、治りません。完治しません。

そう思うことは、すごく辛いことです。自分だけでなく、周りも傷つける可能性だってあります。

しかし、潰瘍性大腸炎には、マシになる時期があります。

潰瘍性大腸炎を、治そう。治そう。と思わず、

潰瘍性大腸炎とうまく付き合い、トイレも行きたいときにいって、お腹に優しい生活をすることが、

潰瘍性大腸炎との付き合い方ではないか。と思います。