市役所で医療費控除の明細書を提出して確定申告を行う方法 初めての医療費控除③
【現在までの症状】 発症 2014.夏頃からじわじわ下痢と下血 診断2015.4 直腸型活動期 ~ ゆっくり寛解へ 7月に嫁と出会う 2016.7~下血・下痢悪化 10月2週間入院 12月入籍 2017.3 住宅フルローン購入 目に見える下血なし 12月からリアルダ 2018.1~ 便潜血なし 寛解期 2018.11 ペンタサ座薬減薬による微量下血 2019.1~寛解期 3月~不妊治療中 このブログは潰瘍性大腸炎本人の旦那の様子を妻が書いています。項目が上のカテゴリ帯で分かれています。現在双方30歳 記述的に、彼目線で書いている記事も多々あります |
初めての医療費控除③です。今回の記事では、前回までの記事で医療費控除の明細書が完成したので、
これを持参して市役所に出向き、医療費控除を確定申告として提出します。今回は完結編です☆
(税務署でもできます。かつ、市役所でなく市民館などで行う場合もあるので、
広報誌やお近くの税務署HPでご確認ください。)
市役所で医療費控除の明細書を提出して医療費控除の確定申告を行う方法
前回までの記事で、自宅のパソコン統計で医療費控除の明細書を作成しました。
(その記事はこちら。潰瘍性大腸炎と書いてありますが、誰でもOKです。)
この医療費控除の明細書をもって、確定申告の医療費控除が初めての人は市役所に出向き、医療費控除の確定申告を完了する必要があります。
私の地域では、確定申告を初めて自分で行うときには、市役所にきてくださいって言われるんです。
で、医療費控除の明細書を持参すると、市役所の作業がはやいので、作成したんですね。
今回はこの内容について、詳しく説明します。
(2回目以降の方は、すべて自宅ネットで完了することが可能です。)
市役所への持ち物 通帳の情報と、マイナンバーカードを忘れずに
ちなみに、税務署が本来の確定申告の場所で、この2月16日~3月15日の機関のみ、市役所が税務署の役割をすることができるんです。
県に数か所の税務署って遠いし、助かりますよね。
さて、市役所には以下の持ち物をお忘れずに。
・医療費控除の明細書
・医療費控除の給与対象になる人のマイナンバーカード(通知カードでも大丈夫)と、その人の源泉徴収
・市役所に出向く本人の身分証明書(マイナンバーカードか、運転免許証が便利)
・印鑑(いらない場合あり。)
・医療費控除で返ってくる金額を入れてほしい通帳
(医療費控の給与対象者が名義のもの。)
・スマホの充電器や小説(待ち時間対策でございます。私はカイロも持参)
源泉徴収は、確定申告のあと、戻してもらえません。
が、源泉徴収は職場に、源泉徴収の発行義務があるので、職場に言えば、必要なときに寄せることができます。
確定申告で市役所に行くのはいつから?2月16日から3月15日まで。混むので早めに行きましょう!
確定申告は本来は国税庁のお仕事なので、地域の税務署の取り扱いなのですが、
市役所で出張所として、確定申告の入力を教えてもらうことができます。
で、つくっておいた医療費控除の明細書を持っていくと、市役所で医療費控除の確定申告ができるんですね。
この市役所に行く時期ですが、毎年の2月16日~3月15日です。
※2019年は16日が土曜日なので、2月18日~
確定申告の市役所は、すっごく混みます( ̄^ ̄゜)
私の市役所は、8時半に開くけど、確定申告は9時~。
けど、8時半にいっても人がいっぱいで、なんとか1番目に見てもらえるグループに入れたので、(100人ほど)
8時半には着きたいですね。
私の市役所では、土日は行っていません💦
まずこんな書類を記入します。
市役所の確定申告をするところに到着すると、こんな書類を書きます。
(私の家は、旦那の給与収入で確定申告をします。なので、自営業の方とはまた方法がやや違います。)
・名前や、住所、マイナンバーを持参したか、
・何年度ぶんの確定申告を行うのか(5年まで前の申請もできるのです。)
・医療費控除をする場合は、医療費控除の明細書を持参したか
(持参しなかった場合は、そこで入力できるはず。)
市役所のパソコンを借りてE-TAXの登録を行う。
番号を呼ばれて、部屋に入ると、市役所のパソコンで作業をすることになります。
そこで、E-TAXといって、ネット上で確定申告を行うための登録をまずします。
E-TAXの正式名称は、国税電子申告・納税システムです。
こんな感じで、登録した番号を印刷してもらったら、来年からはこのNOを使って、自分で確定申告、医療費控除をネットで行うことができます。
このナンバーはわすれないように、しっかり保存しましょう。
(100均一のマウスパッドで個人情報かくしてます乁( ˙ ω˙乁))
医療費控除の金額は、所得から差し引かれる金額に入力
やってみたらすごく簡単なのですが、
医療費控除の明細書から導いた、医療費控除の金額は、申告表の、
所得から差し引かれる金額のなかの、医療費控除の項目に入力します。
なので、市役所のパソコンの待ち時間に私は1時間待ちましたが、パソコンまで案内されて、EーTAXに登録されれば、
パソコンから、電子確定申告のページに入って、医療費控除の金額をここに入力するだけなので、
正直、市役所での所要時間は5分でした。
が、医療費の明細書を持参してなかったら・・・ めんどくさいですね。
で、この申告書のほかの項目はどうか??
と言われると、職場が年末調整としてしてくれているので、入力の必要がありません。たすかる!!
30万の医療費控除。いくらもどった??1万7千円
私たち夫婦2人くらし世帯で、30年度の医療費控除は10万を引いた金額の31万5千円を控除しました。
で、もどってきた金額は、1万7千円です。
う~ん。ありがたいけど、もうちょっと欲しかった。
が、堂々と取り戻せる税金なので、取り戻しましょう。
(医療費控除は、医療費が返ってくるのではありません。医療費が高かったのが可哀そうだから、税金をせめて返すね!ってシステムです。かんたんに言うと。)
で、これはその人の世帯構成などでも変わってくるので、あくまでも一例です。
お金はどうやって戻ってくる??
この1万7千円のお金は、持参した医療費控除の対象者の通帳に振り込みになります。
で、それ以外の方法は、郵便局受け取りで現金で受け取ることも可能です。
即日もらえるわけではないので、ちょっと待ちましょうね。
医療費の領収書は自宅で5年間保存
医療費の領収書は、自宅で5年間保存することになります。
保存方法は、私の自治体では、
・人別にわけてから
・病院ごとにわけて
・月順にする です。
で、私はこれを病院ごとにホッチキスでとめて
(不妊治療の病院は51回通院したから分かれたけど(╯⊙ ω ⊙╰ ))
透明なカラープラスチックの書類ケースに入れて、中身がみえるようにして、
誰も触らないところに隠してある、家の重要書類入れに入れました( '༥' )
来年からは自分で医療費控除がネットで、スマホでできるよ!!
さて、今年は初年度なので市役所に行きましたが、来年からは、自宅のパソコンや、スマホで確定申告、医療費控除を行うことができます。
今回登録したE-TAXの暗証番号が必要なので、必ず持っておくようにしましょう。
あと、自宅のパソコンから申請する場合は、
・カードリーダー
・マイナンバーカード
も必要なので、それも揃えましょう。
では、初めての確定申告の医療費控除の記事シリーズはこれで終了です。