潰瘍性大腸炎の入院1日目。ステロイドと栄養剤を点滴で。
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潰瘍性大腸炎で緊急入院をして1日目の流れを今回の記事にまとめました。栄養剤とステロイドを点滴で入れられ、さっそく本格的な治療スタートです。
また、1日目は、造影CTとG-capをいきなりすることになります。
入院になったときの初診の様子はこちらの記事です。
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潰瘍性大腸炎の入院一日目。造影剤のCTをとった
潰瘍性大腸炎で症状が悪化したことから転院したら、いきなりの即日入院になり、入院が決定したのが、夜の19時だったので、実際の治療は翌日からになりました。
緊急入院が決まって入院になった日の夜から点滴の栄養剤とステロイドの点滴が始まり、もちろん絶食で飲み物も水かお茶のみです。
朝からの一番の検査は、点滴をしながら、造影CTをとったことです。(もしかしたらMRIかも。)
頭の上から下まで、すべてとりました。
(高そうですが、潰瘍性大腸炎は助成が出るから大丈夫。)
造影剤はちょっと体が熱くなる感じ。
造影剤は、まず、5分くらい、造影剤が入っていない状態のCTをとってから、点滴のような薬剤を、CTをとっている部屋に技師さんが入ってきて、腕から体に入れてくれます。
造影剤がはいって、約1分くらいで身体がぐっと熱くなります。
気持ちが悪くなったり、息苦しくなることはないですが、とにかく、身体が急に暑くなります。
(もし体調が悪くなった場合は言いましょう。)
で、技師さんが体調を確認してくれてから、造影剤のCTが始まります。
5分くらいで終了します。
撮影が終わったあとの気分不良や、身体が熱くなるとかの症状はありません。
造影剤を入れると、病変がある場所が色づけされてみることができます。
造影CTの結果は、やはり、炎症があって、腸が腫れている。ということでした。
午後はゆっくり過ごした。栄養剤とステロイドの点滴
午前中に造影剤のCTをとってから、午後は、12時から19時くらいまで、なにもすることはありませんでした。
とりあえず、腕から点滴で、栄養剤とステロイドが24時間入っている感じです。
ステロイドの量は、たしか、60ミリだったと記憶しています。
なので、スマホで動画を見たり、ベットの回りを整理したり、家族に連絡したりしました。
体調は下痢と下血が続いていることと、発熱。
体調は入院前のように、下痢と下血があること。
とくに、下痢の回数は1日10回近いので、毎日の下血もですが、下痢の回数が多いことも、先生から心配されていました。
で、入院してから気付いたのですが、37度後半から、38度前半の熱がありました。
大腸の炎症が酷いと、熱としても出現するらしいです。
氷枕とかを看護師さんが用意してくれて、当てていました。
18時にG-capを行うことと、そのための鎮痛効果があるシールを腕に貼ることになった(ペンレス)
G-capという、90分の血液の治療で、血液の顆粒球に対する治療を行う。ということを言われました。
入院中だし、試してみるには良いそう。
で、G-capは、ちょっと太い針を腕から指すことになるそうで、
腕に鎮痛効果があるシールを貼って、効果がでてくる1時間後に実施することになりました。このシールの名前はペンレスです。
そのシールは割と、はがれやすいので、ここから1時間、腕は動かしてOKですが、はがれないか、やや心配になりつつ、過ごすことになります。笑
夜の19時から初のG-capスタート 顆粒球除去療法
鎮痛効果があるシールを貼って1時間後くらいの19時ごろから、初めてのG-capをすることになりました。
G-capをする場所は、病室ではありません。
透析室ではないけど、そういうG-capを行うための専用の部屋でした。ここらへんは、IBD専門科がある病院ならではかもしれません。
(病棟もIBD関係が集まっていたので。)
あ、G-キャップ、正式名称はと顆粒球除去療法です。
簡単にG-capはどんな治療かを説明すると、
腕大き目の針を刺して、自分の血を体外で循環させて、顆粒球除去の治療を行うことです。
ちなみに、L-capは白血球除去ですね。
麻酔のシールを貼っているので、注射は痛くないのですが、両腕に刺されるので、基本的に身動きをとるのが面倒になります。
G-cap体験談は長くなるので、ここからは次回の記事にまとめます。
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