潰瘍性大腸炎と仕事。営業や運転系はしんどい可能性
【現在までの症状】 発症 2014.夏頃からじわじわ下痢と下血 診断2015.4 直腸型活動期 ~ ゆっくり寛解へ 7月に嫁と出会う 2016.7~下血・下痢悪化 10月2週間入院 12月入籍 2017.3 住宅フルローン購入 目に見える下血なし 12月からリアルダ 2018.1~ 便潜血なし 寛解期 2018.11 ペンタサ座薬減薬による微量下血 2019.1~寛解期 3月~不妊治療中 このブログは潰瘍性大腸炎本人の旦那の様子を妻が書いています。項目が上のカテゴリ帯で分かれています。現在双方30歳 記述的に、彼目線で書いている記事も多々あります |
潰瘍性大腸炎の仕事えらびって結構重要だと思います。
実際に、入院を機に、仕事内容が変更になりました。ほかの職場の人に迷惑をかけたくないし、仕事えらびは慎重にしたいですよね。
今回の記事では、実際に、潰瘍性大腸炎である私の旦那の仕事内容が変更になったことについて、記事にまとめます。
潰瘍性大腸炎と仕事。営業や運転系はしんどい可能性があるので注意。
潰瘍性大腸炎の当事者である私の旦那は、潰瘍性大腸炎を26歳のときに発症して、(ほぼ25歳。)
当時、以前から持っていた資格の理学療法士として働いていました。
(理学療法士とは、患者さんのリハビリを行って、運動機能等をケアする医療専門職)
で、病院なかではなく、病院のなかから車で患者さんの家にいってリハビリをする。という訪問もしていたんです。
けど、体調をくずして、現在は職場の配慮で、訪問をなくし、病院内のみの仕事になっています。
では、内勤に変更になった経緯を説明します。
トイレにたくさん行く潰瘍性大腸炎の症状が強いときに、出先でトイレを借りずらい。
潰瘍性大腸炎って、下血だけじゃなく、下痢とか、トイレトラブルが結構多い病気なのは、同じ症状の方も多いと思います。
患者さんの家に、リハビリで行くときにトイレにいきたくなったとき、とか、そういうトイレの困りことは結構しんどい。
その上、旦那は、潰瘍性大腸炎の症状が発症から1年ほど経ったころに急激に悪化して、
緊急入院することになりました。
入院明けに、職場が訪問の仕事から外してくれた
そして2週間にも及ぶ入院と、2週間いただいた自宅療養明け。
この期間、旦那の担当の患者さんへのリハビリは、すべて他の職員が回ってくれていました。
緊急入院ということで、もちろん、日帰りのつもりで受診したら、
「今日から入院してください。」
と言われたので、(しかも平日の19時に!!)
他の職員さんには、とても迷惑をかけることになりました。
ということで、職場復帰してからは、旦那は、訪問の担当ではなくなり、内勤のみ。となったのです。
(それによる給与や待遇の変化はなし。)
運転や外回りのない仕事で、実際に仕事のストレスは減ったよう。
病院の中に居たら、適度にトイレの心配はする必要がなくなったので、旦那のなかで、
訪問より、内勤のほうが仕事の内容は忙しいですが、そういうストレスはだいぶ減ったよう。
職場的にも、外周りより、内勤のほうが、様子をみることもできるので、安心だろうと思います。
旦那は幸い、病院で勤務しているので、訪問をしなくなっても院内で働くことができますが、
理学療法士には、訪問のみをする事業所もあって、そこで就職してたら大変だっただろうな。と思います。
運転が必要な仕事や、外回り営業の仕事は、体調を考える必要があるかも。
というわけで、潰瘍性大腸炎は、充分に仕事のパフォーマンスを保ちながら、仕事をすることは可能ですが、
営業先や、個人の家に行く必要がある仕事など、トイレを借りる状況が難しい職場は、
まず、自分の潰瘍性大腸炎の状態と相談する必要があると思います。
潰瘍性大腸炎は、発症から5年以内の症状が落ち着いていると、比較的、それ以降の症状も穏やかであることが多いそうです。
なので、自分の症状はどんな感じだろう。と客観的に考えて決定するのが良いのではないかな?と思います。