彼氏が潰瘍性大腸炎で周囲から別れたら?と、付き合っていることの反対を受けたこと
【現在までの症状】 発症 2014.夏頃からじわじわ下痢と下血 診断2015.4 直腸型活動期 ~ ゆっくり寛解へ 7月に嫁と出会う 2016.7~下血・下痢悪化 10月2週間入院 12月入籍 2017.3 住宅フルローン購入 目に見える下血なし 12月からリアルダ 2018.1~ 便潜血なし 寛解期 2018.11 ペンタサ座薬減薬による微量下血 2019.1~寛解期 3月~不妊治療中 このブログは潰瘍性大腸炎本人の旦那の様子を妻が書いています。項目が上のカテゴリ帯で分かれています。現在双方30歳 記述的に、彼目線で書いている記事も多々あります |
潰瘍性大腸炎の彼氏が、緊急入院したときに、彼女である私が、周りから別れたほうが良いんじゃない。ということを何回か言われました。
しかも、家族の反対はなかったんですが、私の場合、職場からの反対を受けることになります。
- 彼氏が持病の潰瘍性大腸炎で緊急入院したからビックリ
- 潰瘍性大腸炎である彼との付き合いについて、職場で反対された。
- 別れるか、別れないかは、病気が決めるものでは無かったらしい。
- 結局、結婚するときになったら、みんながお祝いしてくれた。
彼氏が持病の潰瘍性大腸炎で緊急入院したからビックリ
職場から、付き合いを反対されることになったきっかけですが、いまから3年くらい前に、彼と潰瘍性大腸炎の転院先を受診すると、いきなりの即日入院になりました。
まさか、転院した初日に緊急入院して、彼が病院から出られなくなる(入院予定1か月、実質は2週間)とは思わなかったので、
このときはかなりショック
けど、ショックを受ける間もなく、私は、彼が点滴をすぐつけられて、実家に連絡しにくくなったので、
彼の代わりに、彼の実家に、状態や、病院の場所などを伝えて、その日は私は帰宅しました。
私の母に彼が入院したことを話してみた。母はむしろ彼を心配していた
さて、私は帰宅後、私の母に、彼が今日から入院したことを伝えました。
彼と、母はあったこともあるし、母は病院で働いているので。
で、母からは、彼との付き合いが、大丈夫か。一応確認されましたが、
私の返事は、病気を理由に別れるのは私の場合はないし、それとこれとは関係ない。ということを、ハッキリと伝えたので、
母は、付き合いの反対や賛成よりも、彼の入院した病院が総合病院だったので、お見舞いに行くならば、感染症に注意することなどを言われました。
潰瘍性大腸炎で弱っているときに、私が感染症を持ち込んだら大変ですからね。
というわけで、私の母は、彼との付き合いには、比較的肯定的で、むしろ、彼の体調については、逐一心配してくれました。
潰瘍性大腸炎である彼との付き合いについて、職場で反対された。
さて、なんで職場に反対されたかって。
彼の入院している病院は、彼のアパートからは2時間でしたが、私の職場からは1時間弱の距離なので、
私の場合、仕事が終わってから直帰したら病院につけるし、直帰できる距離でした。
けど、私の職場って、帰りの方向と別の方向に帰ると、あらぬ噂が立つことがある職場なのです。(引っ越しとか、不倫的なやつとか。)
そんな噂を立てられたらたまったもんじゃないので、一応、彼が入院している総合病院に、これからときどき仕事帰りに向かうことを伝えたのですが・・・・
「結婚前提とも決まっていない難病持ちの男性とは、まだ私も若いんだし、別れたほうが良い。」
っと、まさかの返事をいただくことになりました。
その上司的には、自分の娘と私を照らし合わせたんだと思う
私もそのときの職場は学校を出てからずっと働いていた職場だし、私と近い年齢の娘さんを持っている上司もいるので、
自分の娘なら、たまったもんじゃない。みたいな感情で伝えてくれたことは、すごく感じました。
難病持ちでありながら、彼自身も医療従事者だったので、安定した職種かもしれないけど、いつ働けなくなるか分からないよ。と言われます。
良い上司です。
若い女の子がわざわざ、将来、大変かもしれないところに行く必要は無い。と諭してくれたんですもん。
けど・・・
まさか職場で反対されるとは思わなかったので、まあまあショック
難病やけど、難病ってそんなイメージが悪いもんじゃないよってこと
職場の人になんで付き合っていることを反対されたって、彼が難病だからですよね。
けど、難病って、重い病気っていう意味ではないです。
原因や、治療法が見つかっていなくて、患者が多くない病気に難病という言葉が使われます。
潰瘍性大腸炎は、日本で一番患者が多い難病ですが、潰瘍性大腸炎自体、7000人に1人です。
2015年くらいのときの統計なので、いまはもうちょっと増えているはずですが、やっぱり、そんな簡単に患者が見つかるものではない。
別れるか、別れないかは、病気が決めるものでは無かったらしい。
私自身が、この2か月後に、持病の手術を控えていて、小学生のときから、持病を持ちながら生きることの意味を知っていたからかもしれないですが、
持病があることは、持病があっても、持病のある範囲で生活する方法さえ、身につけて、そこに満足を感じることさえできれば、
人生において、ハンデキャップになることはありません。
で、彼は、潰瘍性大腸炎になってから、まだ1年強とはいえ、潰瘍性大腸炎という病気をそれなりに受け入れて、
妥協に近いかもしれないですが、治療にしっかりと向き合う姿勢は見せていました。
単純なことですが、これで充分なのです。
結局、結婚するときになったら、みんながお祝いしてくれた。
さて、結局、難病の彼と付き合っている私を、大丈夫か。家族や友人、職場に心配されつつ、
職場には反対もされましたが、いざ、結婚してみると、結局みんな、お祝いをしてくれました。
そりゃあ、当人の2人がその生活に満足していれば、反対する理由が無いですからね。迷惑かけてないし。
難病の人と付き合うと、心配されたり、反対されたりすることもあるかもしれませんが、
結局、結果論というか、当人である自分の心次第なので、いまを大切に生活できれば、問題ないと思います。